この書は藤原家の家伝で、分類としては「文学」とするのが妥当です。
奈良時代の761年±1年に完成したものです。
藤氏という言い方は、源氏、平氏同様、姓を一字で表すという「漢風」に沿ったものです。
一般的には、この書は「藤原鎌足伝」と「日本書紀」を参照しながら、
さらに独自な資料を加えて完成されたものと言われています。
解説は、他と同様、ひまを見て加えていきます。